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What’s CBD?

麻や大麻草に含まれている植物性カンナビノイドの1つ

近年、世界中の美容・健康への関心が高い方を中心に大ブームになっている成分で、海外では様々な食品、炭酸水、化粧品、バス用品、VAPEなど何から何までにCBD入りの製品が販売されています。

そんなCBD(カンナビジオール)とは大麻草に含まれている104種類もあるカンナビノイドと言われる成分の1つです。

主要なカンナビノイドとして、向精神作用があるTHC(テトラ・ヒドロ・カンナビノール)という成分と共によく知られています。

日本ではまだあまり馴染みがなく、大麻由来の成分と聞いてびっくりされる方もいらっしゃいますが、法律で禁止されている大麻(THC)CBDは違う成分です。

THCとの大きな違いとしては、CBDには向精神作用や依存性はない事です。

実は大麻も危険なイメージとは反対に、先進国では医療用・嗜好用の両方で解禁されており、今後は日本でも医療用大麻が解禁される予定です。

カンナビノイドって?

出典:日本臨床カンナビノイド学会編「カンナビノイドの科学」

カンナビノイドには3種類あって大麻に含まれている植物性カンナビノイド・一昔前に流行った危険ドラッグや医薬品として使用されている化学合成された合成カンナビノイド・人間の体内で生成される内因性カンナビノイドに分けられます。

一般的にカンナビノイドと言った場合には植物性カンナビノイドを指すことが多いです。

CBDが注目されている理由

様々な疾患の症状に効果があると言われている

出典:NPO法人医療大麻を考える会「麻の有効成分と治療効果表」

2021年現在、科学的裏付けが豊富に存在している健康問題、症状、疾患は薬物依存症・筋萎縮性側索硬化症(ALS)・ぜんそく・自閉症・アルツハイマー病・ADD/ADHD・不安神経症・関節炎・自己免疫疾患・糖尿病・がん・脳震盪、脳/骨髄損傷・うつ病・線維筋痛症・炎症性腸疾患・偏頭痛・たはつせいこうかしょう(MS)・悪心/嘔吐・ニューロパチー・肥満・パーキンソン病・疼痛・心的外傷後ストレス障害(PTSD)・統合失調症・発作性疾患(てんかん症候群)・皮膚病・睡眠障害などです。
※アイリーン・コニェツニーローレン・ウィルソン著「CBDのすべて」一部抜粋

エンドカンナビノイド・システム(ECS)

人間を含む全ての哺乳類にはECS(エンド・カンナビノイド・システム)と呼ばれる生体機能が備わっており、認知・免疫・睡眠・感情・運動機能など生態系機能体全体の恒常性(バランス)を調整する役割を持っています。

カンナビノイドは私達の体内でも作り出されていますが、加齢やストレスによって減少すると言われており、植物性カンナビノイド(CBD)を摂取することでECSに含まれている受容体のCB1・CB2に働きかける事ができる可能性があります。

脳内でCB1受容体が活性化されると痛みや不安を緩和し、喜びや幸福感を感じます。脳のCB2受容体が活性化された場合は、局所的な抗炎症作用が生じます。
CB2受容体が最も多く分布する免疫系での作用は主に炎症の軽減と免疫反応の調整、腫脹の軽減、細胞遊走とプログラミング細胞死への影響です。

依存性や副作用は?

依存性について

世界保健機関(WHO)薬物依存に関する専門委員会(ECDD)によるCBDの事前審査報告書(日本臨床カンナビノイド学会訳)によると「CBDの潜在的な身体依存効果(例えば、離脱症状や耐性)に関するコントロールされたヒト研究では、報告されていない。
十分にコントロールされたヒトの実験的研究からのエビデンスはCBD乱用可能性と関連しないことを示している。」と報告されています。

反対に、薬物依存状態にあるヒトの薬物への渇望や不快な離脱症状を和らげる効果があるとの研究結果もあります。

副作用について

CBDには副作用はなく、研究では非常に高用量のCBDを摂っても身体機能は損なわれないという結果を示したそうです。

処方薬を摂っている方は注意が必要


処方薬を摂っている方がCBDの摂取も始める場合、薬物相互作用が起こる可能性があります。

私達が摂取する医薬品の約60%をシトクロムP450ファミリーと呼ばれる肝酵素が代謝しているのですが、CBDを同時に摂取することによってその代謝が阻害される可能性があるからです。

現在処方薬を服用していて、新たにCBDも試してみたい。という方は医師や薬剤師に相談することをおすすめします。

医師や薬剤師がCBDに関する知識がない場合、グレープフルーツを食べるのを控えるべきか聞いてみて下さい。
控えるように言われた場合CBDと服用中の処方薬が相互作用を起こす可能性があります。

相互作用を起こす可能性がある医薬品の種類

以下に挙げるのがシトクロムP450酵素によって代謝され、CBDと相互作用を起こす可能性がある医薬品の種類です。

ステロイド・HMG−CoA還元酵素阻害薬(スタチン)・カルシウムチャネル遮断薬・抗ヒスタミン薬・消化管運動機能改善薬(プロキネティクス)・抗HIV薬・免疫抑制剤・ベンゾジアゼピン・抗不整脈薬・抗生物質・麻酔薬・抗精神病薬・抗うつ薬・抗てんかん薬・βブロッカー・プロトンポンプ阻害薬(PPI)・非ステロイド系抗炎症薬(NSAID)・アンジオテンシンⅡ拮抗薬・経口血糖降下薬・スルホニル尿素

自分が服用している処方薬が上記に当てはまるのか分からない方も多いかと思います、やはり処方薬を摂っている方はCBDを摂取する前にまずは医師や薬剤師に相談することを強くおすすめします。

大麻取締法について

違法性はないの?

大麻草と聞くと麻薬のイメージがありますが2020年10月現在、茎と種子から採取され、違法成分THCを含まないCBD、及びCBDを含む製品に関しては合法です。

大麻取締法には「大麻草の成熟した茎及び種子から採取された成分のみ大麻取締法から除外する」と書かれています。

つまり、おかしな話ですが同じCBD、同じくTHCが含まれていない場合であってもどの部位を使っているかによって違法か合法かが分かれるということになります。

これは1946年大麻取締法が施行されて以来、1963年CBDTHCが発見され、その後内因性カンナビノイドの発見や、様々な効果が解明されつつある現在に至るまで、ほとんど法改正がなされていない事が原因です。

法改正がなされてない事の弊害

アメリカ、カナダ等の諸外国ではTHCの保有率が0.3%未満(精神作用を及ぼさないとされている)の品種をヘンプとし、CBD原料や製品にも含まれている事があります。しかし日本ではTHCが少しでも検出された場合は大麻に当たり違法となり、世界の国とギャップが生まれています。

具体的には
「CBDが多く含まれる果穂から採取出来ない」「THCを取り除く為の工程が必要」な為、価格が高くなる。
・上記と同じ理由で、日本で使える原料や製品が限定される。
精神作用を及ぼさない程度のTHCが含まれている事で、期待できるはずのアントラージュと呼ばれる相乗効果を受けられない
等の弊害が起きています。

ちなみに、マリファナと呼ばれるモノはTHCが5〜25%ほどで、代表的な品種では15%以上が多いそうです。